市川海老蔵さんについて誰もちゃんと言わないからあえて言う。


市川海老蔵さんの妻、小林麻央さんが最後に残した『愛してる』の言葉を涙ながらに会見で語った市川海老蔵の姿にあなたは何を思い、感じただろうか?



もう一月前の事なのですね。2017年6月23日午後2時、場所は当時はマスメディア以外には告知されていなかったが東京・渋谷区のシアターコクーンでの会見を報道やSNS、YouTube動画などでみて筆者が感じたのは海老蔵と言う男を今まで誤解していたと言う事。

本当の市川海老蔵

あえてこのような見出しを刺させて頂いたのは筆者のような感じ方をしている方が少なくないと感じたからである。

簡単ではあるが市川海老蔵のプロフィールを載せておく。

本 名 堀越 寶世(ほりこしたかとし)
代 数 十一代目
屋 号 成田屋
生年月日 昭和52年12月6日
出身地 東京都
身 長 176cm
体 重 80kg
血液型 AB型
特 技 バスケットボール
趣 味 相撲鑑賞
受賞
平成7年 真山青果新人賞受賞(平成5年11月『仮名屋小梅』浜本清)
平成7年 『鏡獅子』にて松竹会長賞受賞
平成9年 『吉原雀』にて松竹会長賞受賞
平成12年 第7回読売演劇大賞 杉村春子賞受賞(平成11年1月『勧進帳』弁慶・3月『天守物語』図書之助)
平成13年 松尾芸能賞新人賞芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞
平成19年3月 フランス芸術文化勲章(L’Ordre des Arts et des lettre)のシュヴァリエ(Chevalier)受章

ここで何が言いたいのかと言うと、恐ろしい受賞歴であると言う事と、海老蔵の特技がバスケットボールだとか、相撲が好きとか、結構普通の人と変わらないと言う事。

そしてもう一つ

『市川海老蔵暴行事件』

本人にとっても忘れ去りたい歴史の一つであろう2010年11月25日未明に起きた事件である。

今ではすっかりイクメンパパとしても有名であり、本業の歌舞伎役者としても大活躍で、海老蔵さんの舞台はチケット予約が取れないほどの盛況ぶりを見せるこんにちだが、約7年前まではヤンチャでは片づけられないような暴れっぷりであった。

事件現場バルビゾン27

このビルは芸能人の間では有名で会員制の店が多く看板などは出ておらず、通りすがりだと一見飲食店には見えない店ばかりが入ってる事でも有名なビルです。

営業形態は、バー、キャバクラ、カラオケなどが入っており、同ビル内で行き来するにも便利で一般の人とは顔を合わせたがらない芸能人には丁度いい隠れ家ビルです。

スポーツ選手や若手女優や同じ歌舞伎役者、あとジャニーズのメンバーは多く訪れた事もあるそうです。

このビルはそのくらい業界内では有名なビルです。

まぁ今回の話では事件を全て語ると非常に長くなってしまいますので2行くらいでまとめますが…

そのカラオケで『関東連合』なるちょっと怖そうなメンバーと飲んでいざこざを起こして結果…

痛々しい姿でした。

こんな感じになっちゃう海老蔵さんもいました。この印象が世間体には正直めちゃくちゃ強い。

この印象が強いがために小林麻央さんの会見の時に見せた姿に驚きを覚えました。

そもそも歌舞伎者と言う言葉は『戦国時代末期から江戸時代初期にかけての社会風潮。 特に慶長から寛永年間(1596年~1643年)にかけて、江戸や京都などの都市部で流行した。 異風を好み、派手な身なりをして、常識を逸脱した行動に走るたちのこと。』

つまりヤンチャである事が正しいのです。

歌舞伎を見に行く上で上品な演劇を見に行く感覚が間違っています。もっとビリビリした緊張感の漂う芝居、演目によっては一転して緊張感ばかりではないですが海老蔵さんは本当に豊かな演技をしています。

歌舞伎を見たことがない人も多いと思いますが是非、人生で1回でもいいですので本物の歌舞伎を見に行ってみてはいかがでしょうか?

↓リンク↓

初めて歌舞伎の公演を見に行く方法

↑リンク↑

話は戻りますが、つまりこの6月23日までの会見の映像を見るまでの筆者の中の市川海老蔵はポンコツだったのですが、この会見をみて180度印象が変わってしまいました。その会見がこちら…

そこには、以前の傲慢な、本当にそう発言したかは定かではありませんが、自分で『俺は人間国宝だぞ!』などと言っていたような未熟な人間はいませんでした。

幼い子を残して妻に旅立たれることが、どれだけ辛いのか…

どれだけ不安なのか…同じく2人の子の親である筆者には想像すら付きません。

これは妻が旅立った翌日の会見です。時間にしたら1日経っていないかもしれません。

そんな状況で、記者の質問に対して冷静に、淡々と答える海老蔵さんの姿には、世間の注目を浴びる職に就いた物の責任と覚悟が垣間見れました。 普通だったら放っておいてほしいですよ。でも、自分が市川海老蔵であり、歌舞伎役者であり、妻の小林麻央も元アナウンサーで同じ乳癌の患者さんたちの支えになっていたと言う事をちゃんと受け止めれる器があったのでしょう。

今までの印象が間違っていたのです。

本当の市川海老蔵は、若くして旅立つこととなった小林麻央さんの最後の言葉に『愛してる』と言わせれる人間なのです。

この妻の言葉だけでその男の器の大きさを感じました。

今更ブログに市川海老蔵と小林麻央の事を書こうと思った理由は最近の海老蔵さんのブログに「この夜に彼女がいない事がまだ受け入れられない」「かなしさは癒えない、増すばかり…と綴っており、合わせてUPした自撮り画像があまりにもやつれていて、エールを送りたいと思ったからなのだが。

本当に大丈夫であろうか…



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